「子どもが小学生になり、自分の部屋を欲しがるようになった。でも、マンションだと部屋数に限界がある…」 お子様の成長に伴い、このようなお悩みに直面するご家族は非常に多いです。
今回は、約8年前に当社でスケルトンリノベーションをさせていただいたS様邸の事例をご紹介します。奥様のお部屋をお子様に譲り、新たにリビングの一角に奥様のための特別な空間を創り出した、マンションでの「間仕切り造作リノベーション」の正解をお伝えします。

子供部屋を作るためにリビングに壁を作ると、圧迫感が出て暗くなりませんか?
答え:結論から言うと、天井まで完全に塞がない「腰壁+黒縁ガラスの間仕切り」を採用することで、開放感と明るさを維持したまま独立した空間を創り出せます。

S様邸では、奥様の「完全に間仕切らずに、開放的な部屋にしたい」というご要望をもとに、お打ち合わせと図面・お見積もりのやり取りを2〜3回ほど重ね、慎重にプランを決定しました。
そこから工事がスタート。まずはリビングの一角に、新しい部屋の骨組みとなる下地を組んでいきます。マンションリノベーションにおいて、この下地工事の精度が、後の仕上がりの美しさを全て決定づけます。

完成したのが、下半分は腰の高さまでの壁にし、上部を黒い縁取りの「室内ガラス窓」で仕切る造作デザインです。リビングからの光と風をたっぷりと取り込みながら、空間を緩やかに区切ることで、マンション特有の圧迫感を完全に払拭しています。
ここで一つ、プロならではの「こだわりポイント」をご紹介します。この間仕切りの「コーナー部分(角の納まり)」です。
実は、ガラス間仕切りをL字に曲げて美しく、かつ強度を保って納めるのは、非常に高度な技術を要します。当社の現場監督である澁谷が「絶対に妥協できない」と一番力を入れ、大工と綿密な打ち合わせを行って仕上げた部分です。
隠れてしまう下地段階からミリ単位の調整を行うことで、細部のノイズをなくし、空間全体の洗練された印象が決定づけられています。
限られたスペースでの収納や、天井の照明はどう解決しましたか?
答え:既存の天井照明(電気配線)を移設し、空間にぴったり収まる「ダウンライト付きの造作棚」を設置することで、機能美を極めた空間へと最適化しました。

新たに壁を立てることで、既存の天井照明の位置が合わなくなったり、新しい壁が影を作ってしまったりすることは、リノベーションにおけるよくある失敗です。
S様邸では、壁の下地を組む段階で、プロの電気工事士によって天井裏の電気配線を適切な位置へと「移設工事」を行いました。素人目には分からない、この「隠れたひと手間」こそが、快適な住まいづくりには不可欠です。

そして、新しく造作したお部屋の内部には、水などのペットボトルを立てて収納したり、備蓄品をすっきりと置いておける専用の「造作棚」を壁一面に設置しました。 ここで私たちがご提案した最大のポイントは、造作棚の一番上に「ダウンライト」を埋め込み、下に向かって光が当たるように設計したことです。
ここに置いたものが、上部からの柔らかな照明に照らされて、ただの生活用品から「ギャラリーの展示品」のような洗練されたインテリアへと変わります。
水の入ったペットボトルや備蓄品といった、生活感が出やすく隠したくなるアイテムでさえ、光の演出によって空間を彩る美しいオブジェクトとして成立するのです。まさに「デザインは課題解決の副産物である」というMyDesignの哲学を体現した収納です。
まとめ:【私ならこう考える】ライフスタイルの変化に、家はどう対応すべきか
S様邸が、今回このような柔軟な間取り変更を実現できた最大の理由は、8年前に配管や下地から根本的に見直す「スケルトンリノベーション」を当社でしっかりと行っていたからです。
最初から「完璧で一生変わらない間取り」を求めるのではなく、ご家族の成長に合わせて「柔軟に変化できる余白と、確かな構造のベース」を作っておくこと。これこそが、長く幸せに暮らすための最善手です。
「今のマンションの間取りが、家族の暮らしに合わなくなってきた」 「リビングの一部を仕切って、ワークスペースや趣味の部屋を作りたい」
そんなお悩みを抱えている方は、ぜひMyDesignの「90分無料相談会」をご活用ください。
現在の図面とお写真をお持ちいただければ、八王子スタジオの大きなモニターで図面を動かしながら、あなたのご家族にとって最適な「次の一手」をご提案いたします。無理な営業は一切いたしませんので、日々のちょっとした不満を、そのまま私たちプロにぶつけてください。
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