施工事例|マンション・F様邸
愛犬のための床選び。
好きなものと暮らすLDKへ。
愛犬を迎え、床の滑りが気になる。キッチン前のカウンターは、出っ張りが邪魔になっている。F様邸のリノベーションは、日々の具体的なお困りごとから始まりました。
床は、滑りにくさへの配慮とデザイン、価格、上張りした後の高さを合わせて検討。キッチン本体は残し、和室とLDKのつながりや内装を見直しました。サーフボードや好きな家具が似合う空間を、残すもの・変えるものの判断とともにご紹介します。
この記事は、打合せ記録と代表・泉田への取材をもとに作成しています。写真はF様邸の工事前・工事中・完成後です。
自宅の床やLDKで気になることを相談する →残すものを決めて、暮らしに合うLDKへ
ご希望には、WTWのような海を感じる雰囲気がありました。一方、床やキッチン周りの使いにくさも解消したい。そこで、暮らしの目的と工事の範囲を一つずつ整理しました。
床は上張り
滑りにくさへの配慮、薄さ、色柄、価格を比較し、LIXILの床材を選定。
キッチンは残す
本体はお困りごとの対象ではありませんでした。前のカウンターの出っ張りを見直しました。
和室をLDKへ
隣接する和室を洋室化し、LDKとつながる空間に。趣味や家具も含めて計画しました。
床材は、滑りにくさと「厚さ」も比較しました
今回の床選びの出発点は、愛犬のために滑りにくさへ配慮することでした。そこに、好きなインテリアに合う色柄と、費用を抑えたいという条件が加わりました。
既存の床は直貼りフローリングで、温水床暖房もありました。上張りでは、既存の床の上に新しい仕上げが加わります。床材の厚さは、玄関との高低差や、周囲の仕上げとの取り合いにも関わります。
泉田が重視したこと
床を重ねると、床の高さも変わる。
特別なご希望がなければ、厚い床材を重ねる方法は積極的に勧めません。玄関との高低差を、今より大きくしたくないからです。今回も、薄い上張り材の中から検討しました。
LIXILを選んだ理由は、条件と価格のバランス
候補には、LIXIL「リノバ うわばReフロア」とPanasonic「ウスイータ」がありました。今回の選定では、滑りにくさへの配慮とデザインの希望に合い、当時比較した価格も若干抑えられたLIXILを採用しました。
「いつでもLIXILの方が安い」という意味ではありません。比較する仕様や工事範囲、見積時期で金額は変わります。大切なのは、希望する性能と色柄、既存床の条件を合わせて比較することです。
メーカー公式では、リノバ うわばReフロアは厚さ1.8mmで、小型犬の滑りに配慮した表面加工を備えるとされています。すべてのペットの歩行に有効とは限りません。本事例で滑りやすさや身体への効果を測定したものではありません。製品の仕様・使用条件を見る ↗
床の境目は、床見切りで納めました
新しい床材を選ぶだけでなく、周囲との境目をどう仕上げるかも工事の一部です。F様邸では、床見切りを使って納めました。
床材と、境目の仕上げを一緒に考える
既存床+薄い床材
境目を確認
考え方を示す模式図です。F様邸の見切りの形状・寸法・断面を再現したものではありません。
既存の床が無垢なら、残す方法から考えることも
泉田は、もし既存の床が無垢だったなら、すぐに上張りを勧めなかったと考えています。素材の良さを活かし、状態を見て磨き直して残す方法も検討したいからです。
すべての床を同じ方法で直すわけではありません。素材や傷み方、仕上げの状態によって、残す・補修する・上張りする・張り替えるという選択が変わります。
うちの床も、上張りできる?
床の写真と、滑り・傷・段差など気になっていることをお送りください。床暖房の有無や工事したい範囲も伺い、必要な現地確認につなげます。
正式なお見積りは現地確認後にご案内します。
キッチン本体は残し、カウンターの出っ張りを見直す
キッチンについて伺うと、本体の交換は、もともとのお悩みに含まれていませんでした。最大の問題は、前に出っ張ったカウンターが邪魔だったことです。
そのため、既存キッチンを活かしながら、周辺のカウンターを見直す計画としました。設備そのものの問題なのか、周囲の形や使い方の問題なのかを分けて考えると、変える範囲が具体的になります。
「残す」は、予算配分の判断でもあります。
今の設備に不満がなければ、残すことも選択肢です。交換する必要がある部分と、周囲を整えることで変えられる部分を分け、ご希望の工事に予算を配分します。
和室とLDKをつなぎ、好きなものの居場所をつくる
隣接する和室は洋室化し、LDKとつながる空間へ改修しました。床や間取りと合わせて、サーフボードや既存のソファなど、お客様が大切にしているものの居場所も考えています。
床は暮らしの条件に合わせて選び、インテリアはお客様の好みを手がかりに組み立てる。使いやすさと、家で過ごす楽しみの両方を考えたリノベーションです。
430万円は、床だけでなく改修全体の工事費です
F様邸のリノベーション工事費
430万円税込・施工当時の工事費
床の上張り、和室の洋室化・LDKとのつながりの見直し、リビングドアやキッチン周辺、トイレなどの改修を含む事例です。
床工事単独の価格や、同じ金額で工事できることを示すものではありません。建物の状態、面積、工事範囲、仕様、時期によって費用は変わります。
床だけを直す場合と、隣の部屋や建具まで整える場合では、工事の範囲が異なります。ご相談では、まず今のお困りごとを伺い、どこまで変えるか、何を残すかを一緒に整理します。
ご自宅に当てはめるなら、ここを確認
- 今の床について:分かれば床材の種類、床暖房の有無、浮き・沈み・傷みなど気になるところ。
- 床の境目について:玄関や隣の部屋との段差、ドア下の隙間、工事する範囲。
- 暮らしについて:愛犬の滑り、邪魔な出っ張り、残したい家具や設備、好きな色柄。
- マンションの条件:床の改修に関する管理規約や申請条件。手元の資料があれば、一緒に確認します。
分からない項目があっても構いません。写真や図面から相談を始め、現地で確認すべきことを整理していきます。
Q.上張りなら、どんな床にも施工できますか?
既存床の種類や状態、床暖房、使用する製品の適用条件によって変わります。床材が薄いことだけで施工可否は決めず、周囲との高さや境目も含めて確認します。
Q.この床なら、犬は滑らなくなりますか?
メーカーは小型犬の滑りに配慮した仕様としていますが、すべてのペットの歩行への効果を保証するものではありません。メーカーの対象・条件を確認し、ご希望に合う材料を検討します。
Q.キッチンを交換せず、周囲だけ変えられますか?
本事例では既存キッチンを残して周辺を見直しました。ご自宅でできる工事は、カウンターや壁、設備との取り合いなどを確認して判断します。
残したいものと、変えたいところを聞かせてください。
「床が滑る」「カウンターの出っ張りが邪魔」「和室をLDKにつなげたい」。具体的なお困りごとから、代表の泉田がご相談を伺います。今の家をどう使いたいか、工事範囲と予算を一緒に考えます。
八王子・日野を中心とした東京都多摩地域に対応。ご相談・現地調査・お見積りは無料です。正式なお見積りは現地確認後にご案内します。
