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建築事例ブログ

相続した築28年の実家に、娘家族3人で住む。1,850万円リノベーションの全記録【八王子】

こんにちは。八王子・多摩エリアでリノベーションと不動産のお手伝いをしている、MyDesign(株式会社Izumida)の泉田です。

「親から実家を相続しました。売るか、住むか、迷っています」

こういうご相談、実はとても多いです。今回ご紹介するのは、その答えとして「住む」を選んだご家族の記録。築28年の戸建てを、娘さんご夫婦とお子さんの3人で住む家へ、1,850万円でリノベーションしました。

ビフォーアフターの写真を並べながら、どこにお金をかけて、どこを賢く抑えたのか。包み隠さずお見せします。

まずは外観から。塗装だけで、家の印象は一新できる


外まわりは、建て替えでも張り替えでもなく「塗装」を選びました。下地がしっかりしていたからです。色を今どきのチャコールグレーにするだけで、印象はここまで変わります。外壁・屋根塗装は家を長持ちさせるメンテナンスでもあるので、費用の中でも「守り」と「見た目」を兼ねた、効率のいい投資です。

キッチンは、この家いちばんのこだわり


工事前のキッチン。壁向きの配置で、料理中は家族に背を向ける間取りでした。設備も28年前のまま。
壁付けからアイランドキッチンへ。家族と向き合って料理ができる、家の中心になりました。

ビフォーの写真を見てください。壁に向かって、ひとりで黙々と料理する配置です。これを、リビング側を向いたアイランドキッチンに変えました。

ただ、壁付けからアイランドへの変更は「キッチンを置き換えるだけ」では済みません。給排水の配管を床下で移設し、換気扇のダクト経路も変わります。ここは費用がかかるところですが、今回の工事で一番優先順位の高い場所と決めていたので、迷わず実行しました。

リビングは、あえて工事を最小限に


工事前の洋室。壁紙の汚れや日焼けはあるものの、床や建具はまだ使える状態でした。
内装を整えた後、ジャパンディスタイルの家具と照明でコーディネート。工事範囲は最小限でも、この変わりようです。

ここがこの事例の面白いところです。リビングの工事そのものは、内装を整える程度に抑えました。その代わり、家具と照明の選定を当社がご提案。淡い木の色でそろえた家具と、やわらかい光の照明で、いわゆるジャパンディスタイルに仕上げています。

「全部を工事で変える」のではなく「工事はここまで、あとは家具と照明で」という線引きができると、総額は大きく変わります。これはリノベの賢いお金の使い方のひとつです。

洗面は、毎朝立つ場所だからホテルのように


工事前の洗面所。既製品の洗面台は扉が壊れ、壁の汚れも目立つ状態でした。
造作の洗面台に、鏡の背面から光る間接照明。毎朝の身支度が楽しみになる場所に変わりました。

キッチンと並ぶ、もうひとつのこだわりがこの洗面です。既製品の洗面化粧台をやめて、木のカウンターにベッセルボウル(置き型の洗面器)をのせた造作洗面に。鏡の裏に仕込んだ間接照明が、ホテルのような雰囲気をつくっています。

面積の小さい場所ほど、造作のこだわりが効きます。費用対効果で言えば、洗面は「少ない予算で満足度が跳ね上がる」代表選手です。

トイレは、小さな空間だから遊べる


工事前のトイレ。タンク式の便器と、経年で黄ばんだ内装でした。
くすみピンクのアクセントクロスに、間接照明付きのニッチ。タンクレス便器ですっきりと。

トイレは、家の中でいちばん「冒険していい場所」です。滞在時間が短く、面積も小さいので、少し思い切った色を使っても飽きにくく、費用もわずか。今回はくすみピンクの壁紙と、照明を仕込んだ飾りニッチで、扉を開けるたび少しうれしくなる空間にしました。

費用の内訳と、この計画の考え方

工事費は、外壁・屋根塗装まで含めて約1,850万円でした(建物の状態・工事範囲により変動します)。

ポイントは、お金のかけどころを「キッチン」と「洗面」の2つに絞ったこと。残りは、外装は塗装で守り、リビングや個室は内装+家具と照明で仕上げる。全部を最高級にしなくても、優先順位さえ決めれば、家はここまで変わります。

相続した実家、「住む」か「売る」か迷ったら

当社はリノベーションだけでなく、不動産の売買仲介も行っています。だからこそ、「直して住む場合の費用」と「売った場合の手取り」を、同じテーブルに並べて比較するお手伝いができます。

ただ、どちらの数字も机の上だけでは出せません。床下や壁の中、水まわりの状態で、金額は大きく変わるからです。実家を相続して迷っている方は、リフォーム会社と不動産屋を別々に回る前に、まずは現地を見せてください。現地調査とお見積りは無料です。

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