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リノベーションの疑問・判断

犬と暮らすマンションの床、剥がす?上張りする? F様邸で選んだ方法

犬と暮らすために、今のマンションの床を変えたい。そんなとき、床材の色や「ペット対応」という表示だけでは、工事方法まで決められません。今の床を剥がして張り直すのか、残して上から張るのか。床暖房があり、隣の和室も洋室に変えるなら、工事範囲と予算を一緒に考える必要があります。

F様邸でも、相談の出発点は愛犬が歩く床でした。ご夫妻には、奥様が好きなWTWのような、白と木目を基調にした海辺の雰囲気への希望もありました。ただし、WTWは内装デザインの参考です。犬のための床材選びとは分けて考えました。

F様邸の完成したLDK。白っぽい床の上に愛犬が写り、青いソファと壁に飾ったサーフボードが見える
愛犬と過ごすF様邸のLDK。床材の機能と、好きな内装の雰囲気をそれぞれ考えました

床を剥がすか、上から張るか

工事前のLDKには、防音フローリングと床暖房がありました。検討したのは、既存の床を剥がして張り直す方法と、今の床を活かして上から張る方法です。

工事前のF様邸。濃い色の床とキッチン前に張り出したカウンター、奥の和室が見える
工事前のLDK。既存の床を活かして上張りする方法を選びました。※人物・小物を画像処理で除去しています。

F様邸では、予算を考えて上張りを選びました。採用したのは、LIXILの「リノバ うわばReフロア」。既存の床に重ねて張るための床材で、メーカー公表の厚さは1.8mmです。床暖房に対応し、表面にはペットの滑りに配慮した加工が施されています。

ここで大切なのは、「ペット対応の床材を選んだ」という商品名だけではありません。既存の防音フローリングと床暖房を活かしながら、どこまで床を剥がすかを予算と合わせて判断したことです。

和室を洋室に変えた部分は、床のつくりも考える

元和室を洋室にしてLDKとつないだF様邸。明るい色の床、白いカウンター、奥の収納が見える
元和室も洋室に変更し、LDKと床の仕上がりをそろえました。

LDKの隣にあった和室も洋室に変え、空間をつなげました。既存のLDKには防音フローリングがありましたが、元和室の部分には新たに防音フローリングを施工し、LDKと同じLIXILの床材で仕上げています。

完成後はひと続きの床に見えても、工事前の床のつくりは場所によって違います。見た目をそろえるだけでなく、元の床を活かせる部分と、新しく床をつくる部分を分けて考えました。

好きな雰囲気と、毎日の使いやすさを一緒に考える

ご夫妻が目指したのは、サーフボードが似合う明るい空間です。床の色もその雰囲気に合わせながら、愛犬との暮らしを考えて製品を選びました。

キッチン本体は交換していません。一方で、キッチン前にダイニングテーブルを置くと、従来のカウンターの出っ張りが座る人を窮屈にしていました。そこでカウンターはつくり直し、出幅を抑えています。

F様邸の既存キッチンと新しい白いカウンター。手前にソファ、床には明るい色の上張り材が見える
キッチン本体は残し、ダイニング側のカウンターは出幅を抑えてつくり直しました。

F様邸では、床、間取り、カウンターをすべて一律に新しくしたわけではありません。残せるものを活かし、困っている場所とこれからの暮らし方に合わせて、工事の範囲を決めました。

八王子・日野周辺で、今の家の床や間取りをどこまで直すか迷っている方は、工事内容が決まる前でもご相談ください。MyDesignでは代表の泉田が現地を見て、残すものと変えるものを一緒に考えます。ご相談はLINE・お問い合わせフォームから受け付けています。